🌻長生きを考える その7

【母親の秘かな期待】
息子二人と家族4人
長男は元々両親と価値観に距離があり早くに独立、結婚・・・
次男は長男とは対照的な気性でパワフルな母親に常に押され気味
従順・・・と言うよりこれがトラブル回避のコツと心得ているようだ

母親が50代の時、ご主人突然の他界・・・
次男との二人暮らしを経て彼も結婚を機に独立
母親は同居を望んだが「今は二人の生活を楽しみたい・・・」と
幸い?次男嫁は姉妹の次女で地方出身者
母親の期待=自分の願望が先走る

次男夫婦は共に働きマイホーム購入を夢見ている
そこには当然母の部屋が用意される!と友人に吹聴し
うらやましがられてはご満悦
「孫の面倒いつでもOKよ」
「早く孫の顔が見たいわ」
「そろそろ仕事もやめたいしね」
次男夫婦はこの言葉をどう受け止めていたのだろう・・・

時が少し経ち、次男嫁の父親が病気になり
【介護】【親孝行】【母と姉の手助け】を望み
次男夫婦は退職し、嫁の故郷へ転居していった

まっとうな理由に反対も空しく・・・
残された母親の落胆は想像を絶する落ち込みよう
幾ら願っても叶わない事も珍しくないのが人生

元々【次男の運気は生まれ育った家族との縁が薄い
母親は【男=夫・息子を剋す運勢の持ち主
同居の人生は息子を鑑定しても母を鑑定しても無い話である
共に暮らすと波乱含み・・・・
アクシデントが舞い込む・・・
共倒れの生活はお勧めできない

ご主人の短命・・・長男の早い独立・・・
そして次男の嫁の故郷への転居・・・
母親の持ち合わせた運勢なのでしょう

日頃から口うるさくキツイ口調の女性
面倒見も悪くは無いがやはり口は災いの元
次男夫婦との夢見る生活を世間に言いふらしていただけに
周囲には陰口をたたく者も少なくない
身から出たサビ・・・仕方がない
明るくやり過ごそう

まだ老いるには早い年齢
これからの自分自身の人生をゆっくり考えればよいのです

親子でも!家族でも!!【縁の有る無し】はあるのです
【親子の相性】【跡取り運・跡継ぎ運】【孝行運】
無いモノねだりはいけません
運に逆らってもロクなことはありません
自分の運にあった生き方を楽しめばいいのです
ひとりの人生も考え方次第で充実させることも可能ですよ

🌻婚活への意識 その2

【婚活問題】
多くの本当は結婚したい・・・と願う人へ
消極的な人が増えたように思う・・・
「結婚したい?」と尋ねると
「いずれは・・・」「いい人がいれば・・・」
超前向きな言葉ではないが多くの人がそう答える

具体的に今、意中の人がいない・・・思いつかない・・・
場合のまっとうな返事なんだと思う

当事者の返事としては今も昔も日本人的回答である
ガツガツしてみられるのは避けたい!
本音と建前のハザマにある曖昧且つ決して嫌がっているわけではありません・・・
の優等生的回答ですね
ひと昔前であればこの言葉にもう一つ付け加えて!
「今のところご縁が無くて・・・」
「もしいい人がいれば・・・よろしく・・・」と続くのである
特に親御さんは真面目にひと様にそう言ったものである

娘の結婚、息子の結婚に口をはさむ親は表向き減っている・・・
それはお相手がいる恋愛している子に対してであって
お相手がはっきりといない場合は少し踏み込こんで
背中を押してあげないとドンドン縁遠くなるんですがね
心配していない親はいないはずだが無策の親が多すぎますね

それに反して、言葉や態度で【娘・息子を追い詰める親】が増えている
親は気づいていないようだが・・・?
自分で探せよ!
まだ見つからないの!
どうする気なんだ!
いい加減にしろよ!
そう思うのならば・・・親は子に寄り添い応援する心を示さないといけませんね

お世話を焼いてくれる人が減る現代
他人としては気にはなっても大きなお世話!と嫌われる
頼まれもしないのにでしゃばるわけにはいかない
会話に中で「もしご縁があれば・・・よろしく・・・」風の会話があれば
動く人もいるだろうにねぇ~

人とのつながり方がみんな下手になっている
本人が売り込むのはやはりはずかしいもの・・・
代わりに親が!親戚が!親しい人が!気にかけてあげたら
その気になる人もいると思うんだけどねぇ~

【マッチングアプリ】秘かに登録している人は多い
自主性が最優先される世界では少し覗いて諦める人が多いようで・・・
「少しやってみたんです」
「どぉ?成果ありそう?どんな感じ??」
「私には無理みたいです・・・」
何かしないと!切っ掛けが欲しい!!と願い勇気を出してドアを叩いて
そこが始まりなんだけどね
勇気を出したのだから諦めないで欲しいですね

出来れば信頼出来る人には打ち明けておくといいわね
迷った時、不安な時、話せる相手がいると随分違うんですよね
仲良しの友人?親?兄弟?・・・
誰か味方になってくれる人がいるといいんだけどねぇ~

あなたの婚活を応援します
困りごと・・・悩みごと・・・
お話ききます、アドバイスします、

🌻婚活への意識 その1

ご相談の王道【婚活問題】
まずは世間一般的な年齢的な【結婚適齢期】
これは男女ともに・・親御さんともに・・・大いに気にするところです

これとは別に個々に巡る運勢上の【結婚運】【家庭運】【適齢期運】があります

彼女が欲しい・・・彼氏が欲しい・・・
必ずしも結婚に結びつくとは限りません
もしかしたら・・・恋愛を楽しみたいだけの人も・・・

「次、出会った人と結婚する!」
「次、付き合う人は結婚相手でなくちゃ!」
特に失恋した人が力を入れて発する言葉です
この言葉を人間はどれくらい真剣に受け止めているのでしょう?
出会う前の相手が既にそう決めている事を・・・
そう思っている同士が出会えばスピード婚もあり得るのかもしれません
とは言え過去の恋愛失敗を取り戻す為の結婚では問題が生じます
今も昔も・・・困ったことに【当てつけ婚】ってあるのですよね
【八つ当たり婚】って誰に当たってるの?自分を大切にしないとね
【押し切られ婚】【同情婚】・・・それぞれの結婚

【恋愛と結婚は別】昔から言われるこの冷静な?言葉
今や死語かと思いきやそうではないみたい?
今もそう考える人、結構いるんですよね
条件は大事!って真顔でおっしゃいますものね

但しその条件が本当に多様化していますね
個々望む!譲れない!条件とは・・・

男女の考え方の差をやはり感じます
女性が働くことが当たり前の今です
働き方も、結婚観も、生活観も本当に多様化しています
生れ育った環境や地域性も大いに影響されるでしょう

結婚後の生活への期待と希望もあるでしょう
好きなだけでは・・・決められないかもしれません
兄弟姉妹の少ないのは当たり前です
【ひとりっ子同士】かもしれませんね
片親の方かもしれませんね
親の希望が強い方かもしれませんね

実家暮らしと一人暮らし経験者では目の付け所が違うのも当然でしょう
実家住まいが長いと生活観・人生観は親譲りかもしれません
今の生活をみんなが普通だと思っているのです
【普通って何?】
それぞれが考える普通?
もしかしたら・・・自分の家だけのルールかもよ?
味覚だって・・・習慣だって・・・それぞれ違って当たり前なんですからね

昔、ありました・・・
離婚の原因が洗濯物の干し方・たたみ方だった方が!
ベランダに干した洗濯物を眺めてイライラが募ったそうです
たたんだ洗濯物の扱い方・タンスの中の納まり具合の違和感が拭えなかったそうです
譲り合えば・・・話し合えば・・・済むことでしょうと思うのですが
総称して・・・生活が合わなかった・・・ってことなのでしょう
結局は洗濯物のせいにした方が簡単でよかったということのようで!!

🌻長生きを考える その6

【実家暮らし】【両親と同居】
生れて以来、一度もひとり暮らしの経験なし
別に珍しい状況ではない・・・
特にこの生活を疑うことなく暮らしてきた親と子

息子、娘にすれば親の少々のお小言をやり過ごせば?
勝手知ったる環境下での生活
掃除も・・・洗濯も・・・食事も・・・好みもわかった家族同士
何より金銭的な出費も最小限で済み、自由に使えるお金が手に入る子供の方が大多数
利が大きいのではないだろうか
親も目の届く範囲に子がいる事で安心もあるのかもしれない

この生活に特に違和感なく生活に変化のないまま時だけが過ぎると・・・
親なりに・・・子なりに・・・不便?不自由?が起こるやもしれない

【ある娘の悩み】
いずれ結婚すれば実家を離れて・・・漠然とそう思っていた
が!特段【婚活】する事も無く、きっとイイ人が現れる・・・と思っていた
親も娘の【婚活】気にはしていたものの積極的に【お見合い】など
協力をすることも無く、正直・・・娘の婚期を見逃してきた
親がアタマを下げてどなたかにお相手を紹介してもらうなど思ってもこなかったようだ
ご縁が無かった・・・と言えば簡単だが
やはり人生の大きな節目を親も娘も直視せず過ごしてきた
【漠然と結婚はそのうち出来るだろう】本気で思っていたのでしょうか?

気付けば親も娘も歳をとった・・・平等に
ある日母親が娘に言った!
「今まであなたの面倒を見過ぎるほど見てきたのよね!」
「そろそろ代わって欲しいわ!」
「私も身体が元気な方じゃないしね」
「これからはあなたが主になって面倒をみてね」
「これって【おあいこ】でしょ、家族なんだから当たり前よね」
「親子なんだから助け合わないとね」
「今更、嫁にも行かないでしょう!歳なんだから!!」
「もう諦めたわよね・・・今まで見つからなかったんだからね」
「十分、自由にさせてあげたでしょ」

親の【一世一代】家庭内【世代交代宣言】である

親は間違いなく老いた・・・
幾つになっても親からみれば娘だが・・・
世間的にはとても小娘と言える年齢ではない
もちろん、人【それぞれの婚期は違う】【巡り合った時が婚期】
やはり一般的には相手を傷つけないきれいごとの言葉でしょう

一般的な結婚適齢期とは別に個々に生まれ持った【適齢期運】は必ずあるのです
【適齢期運】【結婚運】【家庭運】が巡っている時、真剣に【婚活】しないといけません
親にも娘の婚期を見逃した責任の一旦はあるでしょう
同居しているのですから!親の協力があれば、有利に働くこともあるのです
「娘も大人だから・・・」それは親の詭弁です
真剣に人生を考えるチャンスを与えるのが親として最大の役目です
親の老後を託す前に!

兄弟姉妹の人数が多い時代は終わりました
親世代の離婚が珍しい時代も終わりました

早くに片方の親の他界・・・予定外の展開かもしれません
親ひとり・・・子ひとり・・・結構ある話です

順番通りであれば親が先に逝きます・・・
親を送り残る娘の人生を考えてください

誰もが!今日が!!一番若いのですよ❣
今からでも間に合います・・・人生を!未来を!
あなたはどう考えますか❓

本気で考える人へ・・・アドバス致します

🌻長生きを考える その5

【親の健康】は子供=息子・娘の人生に大いに影響する❣

親と離れて生活していると・・・
勝手に【親は元気なものだ!】と思い込んでいる?
思い込もうとしている??
【親の老い】を認めたくないのは良くわかる
がぁ~息子も!娘も!皆平等に歳はとる・・・

【健康年齢】個人差は大きい

「親は実家で元気で暮らしている」と思う子
「子供の世話になる気はない」と思う親
もちろんそれはイイ事だろう・・・が
冷静に考えてみよう・・・
少なくとも子は考えなければならい
子は親の健康を確認しなければならい

あなたは親のかかりつけ医と面識はありますか?
親の健康診断結果を知っていますか?

実家への帰省を【親の受診日・検診日】に合わせてみてはいかがでしょう
日頃知らない親の様子を知るチャンスです
生活上の注意点、体調の注意点など
かかりつけ医はご本人にはきっと伝えておられるとは思いますが
ご本人は認めたくない?聞き漏らし?すれ違いなどもあるかもしれません
若い者が顔を出せば聞ける話もあるかもしれません
生活上のアドバイスなど有益な情報が頂けるかもしれません

確かに親子でもプライバシーはあるでしょう
確かに踏み込みにくいこともあるでしょう
でもね・・・親に何かあったら・・・
息子、娘は何らかの対策を考えなければなりません
何も知らなくてある日突然・・・なんてことにならない様
転ばぬ先の・・・です

現実を知る事で!確認する事で!今後の対策も可能になります
生活の修正など出来る手助けもあるでしょう

「なんで早く言わないんだ!」
「ここまで黙ってるなんてヒドイ!」
相手を責める前に見向かなった事を!自分を!反省しなければなりません

【親孝行と火の用心・・・灰にならぬ前に・・・】
生きていればこそ!健康であればこそ!!のことばです
今一度噛み締めて考えてみませんか・・・

🌻娘の結婚相手に会う前に

娘さんの【結婚相手】相談
とは言っても既に娘さんはお相手と結婚を決めている❣
親に彼を紹介する為、近々会うことになりそうだ・・・
そこでよほどのことが無い限り!今どき親が反対してもねぇ~と・・・
せめて【彼と娘の相性】【親としての心構え】【相手ご家族との付き合い方】など
親の心づもりとして❣アドバイスが欲しい❣とのことです

もし・・・相性が悪くても娘が結婚する!と言っている以上
親はあきらめるしかないのですがね・・・
依頼前からこんな言葉が並ぶご相談

それでも聞きたい・・・アドバイスを・・・と言うからには
お付き合い中の娘さんの様子に親として不安があるからなのでしょう

当事者2名=彼と娘の【名前・生年月日時】命式表を作成
依頼者=娘の両親(2名)の命式表を作成
これで第一回目の話を進める

その後、具体的にお相手ご家族の【名前・生年月日(時)】が分かれば
この方々の命式表を作成しこれからの付き合いの参考に出来ますので・・・
ということで始まったご相談

娘さんの話から育った環境が随分違うみたいな印象を持ち心配する親・・・親心

悠景が【命式表】を作成すると・・・
んんん~~困った・・・
これはゴールするかかぁ・・・
ゴールしてもなぁ・・・
前途多難だなぁ・・・

出会い頭に恋に落ちた?運命の人と出会った!と
思い込んでいるふたりにつける薬は無い・・・

【時のタイミング】が引き合わせた・・・
出会ってしまった二人のようだ・・・
このまま共に歩み続けるには互いの努力と忍耐が必要になるであろうふたり

互いが思い描く【ご都合主義の妄想】でなければいいのですがね・・・

あまり乗り気ではない【両親へアドバイス】
①自宅へ招きましょう
〈👀〉外食で済ませた方が簡単ですが、彼の人となりを知りたければ!
彼の本音を!娘への本気度を試すためにも大切なファーストステップです
少なくとも娘さんだけが盛り上がっていない事を確かめましょう

②歓待し過ぎることなくお宅の自然な姿を彼に見て・感じてもらいましょう
〈👀〉初めての訪問は互いに緊張するのは当たり前
 慣れない中にも相手に不快な思いをさせない気遣いがあるか・・・
こちらの話は後回しです!出来るだけ彼の言葉を聞きましょう
彼の考えを!ご家族への思いを!子供の頃のエピソードなど・・・

③お手製の軽い!(=あくまでも軽い!で十分)食事を用意し共に食べましょう
〈👀〉味覚の好みはどうでしょう
食事スタイルはどうでしょう
楽しく、和やかに食事が進めばいいですね
場の中で共通する話題を互いが提供し合えるか・・・ですね

共に過ごした時間が短く感じられましたか?
きっと、緊張も・・・気遣いも・・・あったでしょう
早く帰りたい!
早く帰って欲しい!
と思いませんでしたか??
後で娘さんに尋ねてみましょうね
親の意見は少し控えめに伝えましょう
親が正直すぎるのは将来の問題になりかねません!
そのまま彼の耳に入る事を忘れてはいけません!!
娘さんは彼の味方なのですから・・・それを親は忘れないように!!

それらを踏まえ具体的にお話が進むようであれば!
更に詳しく・・・ですね
【ファーストコンタクト】は大切です
ふたりにとっての【吉日選び】
タイプの違う家同士でも仲良くなれる方法はあります
娘さんの為に・・・ふたりの未来の為に・・・
親の出来ることは結構あるのです

急がないといけない!理由があるのでしょうか?
そうでなければ・・・
急いで事をすすめず・・・じっくりいきましょう

🌻ファミリー企業の難しさ ③

【親族経営】【身内経営】の問題点の例をひとつ

先代(おじいちゃん)が病に倒れ「個人経営のままでは相続が大変になる!」と
会計士さんに助言され急遽【会社設立】に舵を切った・・・
が!時代は昭和!血族が何よりも優先される

長男は故郷を離れ結婚し家業と全く縁のない専門職に就き子供はいない
次男夫婦が家業の後継者で次男には「長女次女と末の長男」
女=2名、男=1名の3人の子がいる

その段階で相続者は〈先代の妻・おばあちゃん〉〈長男〉〈次男〉〈嫁いだ長女〉の4名だった

そこで相続対策として「次男の子=長男(小学生)」を死期間際のおじいちゃんと
養子縁組させ相続人数を一人増やした・・・
突如、男子三兄弟となった
この子は法律上、長男=叔父、次男=父親、三男=次男の息子(小学生)

大人の事情・・・お金の事情・・・家業の事情・・・
思惑だらけの養子縁組は何処までも気持ち悪さだけが膨らむ
何処までも子供の気持ちは関係ない!

いずれ家業を継ぐ子!男子はこの子しかいないので問題は何もない!
が、大人の総意だったとは呆れる
次男の配偶者=嫁、血族の姉たちですら同じこと
口出しなどもっての外、許されない
この子=三男はこの段階で既に職業選択の自由など無い訳である

代替わりし次男が社長になり家業は続く
専門職に就いた長男家には結局子供に恵まれなかった

それから時が経ち〈先代の妻=おばあちゃん〉が超高齢者になり
再び相続問題・相続対策が持ち上がる

土地・家屋の全てはおばあちゃんと長男・次男の名義
会社・工場もその土地に立ち、建物もその3人の名義
会社はこの一族所有の物件を借りている構図
何処までも個人資産が潤う仕組みである

この会社には会社資産が無い!というか・・・
個人所有のワンマン会社・・・君臨し継続されている
おばあちゃんの亡くなった夫の会社!
その後は、おばあちゃんの会社!!

レジのお金も金庫のお金もおばあちゃんが全て握っている
自由にこのお金を使い采配し、買い物をするおばあちゃん
おばあちゃんの機嫌を損ねると何もかもがストップしてしまう
おばあちゃんの給料・・・土地建物代も丸々蓄えにまわる?と
長年働くベテラン事務員さんが嘆く・・・
これでは会計が合うことは絶対にない・・・

近頃、おばあちゃんがボケ始め?
やたらと周囲の人々に「あんた!お金盗んだやろ!チョロまかしたやろ!!」
誰彼無しに責めると・・・
事務員さんはとうとう耐えきれず退職していった
古い考えがまかり通る典型的な【同族会社】
全てを握りしめて死ぬまで離さない強権ぶり
【創業家】が富を牛耳る事業形態の限界がいずれやって来る

おばあちゃん(会長)=母親にアタマのあがらない次男(社長)
この社長(次男)、還暦はとうに過ぎている
重ねて不運な事に長男が病に倒れた・・・
もしもの事があれば長男分が、妻=配偶者に相続・・・権利が移る

さぁこの一族これからどうなる❓
さぁこの会社これからどうなる❓❓

親を見送ってこそ一人前!
しかし、全てが順番通りとは限らない!
親より先に逝くことは最大の親不孝・・・と
古今東西言われ続けてきたセリフ
そうあって欲しくは無いが長寿大国ニッポンでは何でもあり
超高齢社会が人々の覚悟と決断を鈍らせている事は確かなようである

運気を元に多くの想定を巡らせ次世代へつなげる経営者を応援します

🌻ファミリー企業の難しさ ②

【跡取り】【家業継承】
ある地方都市で・・・
長男は大学進学を機に都会へ
そのまま一般企業へ就職し恋愛結婚した
長男夫婦は都会の生活の中、Uターンは全く考えていない
次男に家業と親の老後を託す!と

次男は親元から地元大学へ進学し
家業を手伝い始めそれが生業となった
その後、地元女性と結婚し二世帯同居・・・
親夫婦と次男夫婦で家業に精を出す

が!そこで〈想像していなかったこと〉が・・・
都会で家を買うから頭金を援助してほしい・・・と
親は長男優先の考えがまだ残る世代
長男贔屓は今に始まったことではない
長男も親の気質はよくわかっての話

次男夫婦は家がある・・・親の家が?!
「都会は家が高いから親が出すなら止める筋合いじゃない」
と快諾した次男、が!実際に出る(出す・捻出元)資金は商売(店)の金だった
事業資金がそのまま長男の住宅資金へ

地方の商売も決して楽ではない
その後、個人事業から会社設立へ向け動き出し
これを機に次男=代表取締役、父親=会長
母と次男の妻にはそれぞれの役職を!と考えていた次男
4人の名前で!と
次の〈想像していなかったこと〉が・・・
両親から「次男の嫁は他人!」
更に〈想像していなかったこと〉が・・・
「長男を外す事は出来ない!!」と

ここまで次男の妻はこれと言った決まった給料(自由になるお金)は貰っていない
次男の嫁は金銭面だけでみれば便利なお手伝いさん以下である

これをここまで触れずにきた次男の罪は重い
家業に甘んじ妻を便利遣いした罪!
後継者にも拘らずこの構図を当たり前としてきた罪!
地方だから・・・田舎だから・・・では済まされない罪!

そこに出た【長男役員説】と言うか【役員就任濃厚】
長男も辞退するどころか・・・
「僕!長男!」乗り気であることが信じられない展開

この状況!あなたがこの次男ならどうする❓
あなたがこの次男の嫁ならどうする❓❓

これはこの家のほんの始まりにしか過ぎない・・・

親族の命式表を作成し今後の人生・・・
今後の展開を一緒に考えましょう
【一族のあり方】【事業展開】多岐にわたるアドバイス致します

🌻ファミリー企業の難しさ ①

【ビジネス相談】
家族経営の難しさ
家族企業、ファミリー企業・・・
早い話多くの場合は昔から言われる血縁親族が寄り添って働く
【家族経営】【三=さんちゃん経営】である
三ちゃん=父ちゃん、母ちゃん、兄ちゃんの三人を総称する

ザ!昭和では多く見られた家業経営の典型的なパターンである
血縁=身内だけの小さな経営活動であれば・・・
家庭内のトラブル・喧嘩も含め本当によくある話

父親=家長、仕事権限と家庭内権限の両方に君臨
表向きは絶対的権力者のオヤジさん

母親=家長の妻、嫁いでから年数を重ね裏の段取りを
取り仕切る影の親分?金庫番!
彼女の胸先三寸で実質の事が決まる裏番長?

息子=負荷のかかる仕事を主に担当する
跡取り、後継者とは名ばかりで両親の許可無くしては
何事も決められない?決める権限が与えられていない??

息子がアタマを抱える現実
まだアタマを抱える正義があればいい方なのかもしれない
親の決定に何も疑問を感じない後継者も少なくない

少々乱暴な表現だが!元気な親に逆らわない?逆らえない??
親の目の黒いうちは波風を立てない事が親孝行!と思っている?
親の傘の下で雨風を除け続ける生活に多少窮屈さは有れど
それ以上の恩恵が改革を望まないのか・・・
見て見ぬふりはドンドン得意になる
厄介な問題もドンドン後回しにする
改革をあきらめる事で平穏に生きられる!と
本当に信じている後継者も!?

今日はそれで良くても・・・明日も同じ光景が続くとは限らない
間違いなく平等に歳をとります!
間違いなく親も!後継者も!!
厳しい言い方ですが・・・
親はいずれ働けなくなります!
順番に間違いが起こらなければ・・・
親はいずれ必ず先に死ぬのです!!
いつまで親に頼った?親を立てた・・・
経営スタイルを続けるのでしょうか?

親が平凡なリタイヤした年金生活者であれば
親孝行息子で生涯過ごせば良いでしょう
が!経営をいずれ継承するのであれば・・・
その時期は遅かれ早かれやって来るのです
避けて済む話ではありません

覚悟の無い後継者ではいけません
まずは親の老いを認めましょう
新旧交代のタイミングを現実として受け止めましょう
イキナリ!明日から全権譲渡!!とはいきません

来る日に備え準備を始めましょう
段階を踏んで計画を立てましょう
これが【事業継承】の第一歩です

【ビジネス鑑定】があなたの事業を応援します

🌻社名変更の相談

二代目さん・・・三代目さん・・・
家業を引き継いだ跡取りさんからのご相談が殆どです
理由は個々違います

①.先代の空気を払しょくしたい
=先代と経営方針や考え方も違うのでイメージチェンジしたい
=お取引先に固定化されたイメージがつき過ぎて商売がやりにくい
=社員・従業員が環境的に…仕事的に…マンネリ化してしまい打開したい

②.事業内容が社名と合わなくなっている気がする
=時の流れと共に新規事業に活路を見出したしたい
=今までの主力製品から移行する事を望んでいる
=取引先を国内外限ることなく広く求めていきたい

③.時代の流れに乗り遅れた社名のように感じる
=古い世代の考え方・働き方の改革をカタチで知らしめたい
=古参社員を思い切って一掃したい
=ターゲットユーザーに持たれる印象・評判が良くない、ダサいと思われている
=取引先に持たれるイメージが思わしくない
=古臭いイメージを持たれている、終わった会社と思われている
=新規取引先に相手にされない

経営の悩みは一つではない!必ず複合的に複雑に絡んでいる
問題点の一つとして・・・
打開策の一つとして・・・
社名変更も対策の候補として検討してみる価値はある

先人が設立した商売を継続しつつも時代の大きな波に立ち向かうには
今の世の中、複雑すぎるのです
戦後・・・高度成長を経て・・・オイルショック、バブル期、
そして成長が止まった30年・・・
今の若者は景気の良い時を知らない世代
物を買わない・・・お金を使わない・・・行動はコンパクト・・・
人に嫌われる事を恐れ警戒・・・
親しい人の観点も人との関わりもあっさりさん・・・

先代の時代はまだ・・・良かった
物を作れば!良いモノを提案すれば!必ず誰かが反応してくれた・・・
義理でも・・・お付き合い商売もあった・・・
ギリギリ人情が商売の後押しになった・・・

今は何がウケるのか?評判になるのか??
全く読めない・・・難しい・・・

お金が無くて・・・人がいなくて・・・
わかり易い理由ばかりではない
何が悪いのか判らなくてアタマをかかえる経営者

先代の経営方針を継承するだけでは生き残れない
先代の経営スタイルを真似てみても
後継者が持ち合わせた性格も運勢も別者なのだから
先代が引いたレールは後継者に快適とは限らない

本当は引かれたレールそのモノがクセモノ・・・ヤバいの根源かも?
【社名と経営者の相性】の良し悪し
一世を風靡し時代を謳歌した会社も社長が代わると社運エネルギーも変わる
如何に良いエネルギーを集めるのか?
これこそが経営者の孤独な戦略である

正直で具体的な対策への道しるべを【ビジネス鑑定】がお手伝い致します