🌻長生きを考える その1

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長寿国・ニッポン
人々の健康意識の向上、医療の進化、福祉関連の充実、
公的サービスも多少の地域差はあれど概ねレベルアップが続いています

それに伴い高齢世帯、単身高齢世帯も間違いなく増えています
ご高齢の親と同居する世帯は年々減っている現実の中
ご病気や年齢からくる生活限界で同居??施設への入所??
と秘かに悩む・・・息子・・・娘・・・
【子供の数=兄弟姉妹の数】は何処も多く居ない現代

いずれは・・・とアタマの隅には有るものの
親の老いを直視することなく先送りにしているご家庭も多く
生活事情もそれぞれ違います
同居を検討出来る家庭は実際少数派でしょう

病気に直面してから「延命どうする?」って聞く勇気はないでしょう
元気な時に家族で話し合っておかないと・・・ですね

多くの老いは緩やかに確実にやってきます
共に生活していると自然と助け合いが生れ補うことも可能ですが
齢者だけの生活では助けを求める事を良しとしない考え
まだまだ多数派を占めている事でしょう
家庭内の不便・不自由を訴える事に心の葛藤も・・・
我慢の限界、無理の限界、そこから起こるアクシデントも、、、
コップの水が溢れかえるまで家族でさえ気がつかない事もシバシバです

【健康年齢】【人生100年時代】
長生き健康ワードが飛び交う昨今
それでも50歳を越える頃から色々な差が生じてきます
人と比べる必要はありません!
自分にとって・・・家族にとって・・・どうなのか?どうしたいのか??

生活スタイルを変える事は年齢と共に億劫となります・・・
不安になります・・・臆病になります・・・
変わらない事を限界までやり続ける弊害は長生きすればするほど明らかです

街の電気屋さんが御用聞きに行ってよく言われる言葉に
「あと何年生きるか?ワカラナイからこのままでいい」と
「省エネ家電を!安全な道具を!お勧めしても毛嫌いされれてしまう」と
「昔の思い込みガチガチで押し売り扱いされてしまう」と

漸く納得してもらって納品したら手取り足取り使い方のご説明
何度も電話が掛かりその度無償で飛んで行く!の繰り返し
親切な街の電気屋さんにしかできないサービスです

そんなご迷惑を親がかけている事などお構いなし!で
同居していない息子や娘は「年寄りに高いモノ売りつけて!」とオカンムリ
「大手〇〇なら!通販なら!!もっと安く買える!ポイントが付く!」と

親切な電気屋さんは嘆きます・・・
「電話一本で僕たちは飛んでいきます」
「何かご不便が無いように」
「お怪我されないように」
こうした気遣いが高齢世帯の一旦を支えている事を
若い世帯は理解せねばなりません
自分の親が頼りにしているのはそうした人々であることを!
ポイントが付かなくても!若干高くても!
値切って!底値で買えなくても!
高齢者にとってのニーズにあった買い物を理解し感謝する心が
息子さんに!娘さんに!ある事を切に願います

値段に合ったサービス、人付き合いが高齢者にとって
どんなにありがたい事なのか・・・
あらためて考えてみてくださいね

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