赤ちゃんのお名前 その5

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名は体を表す
故事・ことわざで よく使われる言葉です。
ここでの「体」とは本質・実体という意味です。
英語にもこれと似た言葉があり
Names and natures do often agree.(名前と性質とはしばしば一致する)
と訳されています。

名づけの重みを感じる言葉ですね。
どんな思いで名前を考えつけるのか・・・おとなが試されているのです。
文字の意味・イメージが与える印象も大切です。
名前は本人のモノですが・・・家族にも大いに関係します。
その子を育てる両親、影響を与えるであろう兄姉・両家の祖父母、取り巻く人々からもです。

光一、光一郎、光太朗と聞いてイメージはどうでしょう?
たぶん多くの方が思い浮かべるのは・・・長男かしらね。
それはなぜ?
「一」「一郎」「太朗」の文字からそう思ったのでしょう。
次郎、二朗、ちょっとひねって治郎・・・はやり次男を思い浮かべるのが普通でしょう。

ご本人は鉄板ネタのように挨拶します。
「〇次郎ですが私は長男です。」と自己紹介されたら・・・
受け手はどう感じるでしょうか?
もしかしたら?育たなかった・・・ご長男がいらしたのかしら??
いらぬ詮索をいだくかもしれません。
人の想像はどこまでも勝手なものです。
名前だけで色々なことを想像し考えます
本当は・・・父親もしくは祖父の名前の一文字「次」をもらっただけかもしれません。
が!それが要らぬ誤解の元になるのであれば避けるべきです。

父親・祖父は次男だったのかもしれません、それであれば順当です。
だったらなぜ長男に二番を意味する文字を付けますかね??
名前は一生モノ!
自分たちの中では当たり前に思っていたことも他者からすれば
不思議なことがしばしばあります。
自分たちのルールを誰かに聞いてもらうことも大切です。
冷静にプラスとマイナスを検討してみることも考えてくださいね。

世間のイメージに抗うことは決して子供にとってプラスに働くとは思えませんね。

 

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