姓名判断

🌻赤ちゃんのお名前 その9🌻

夫婦別性、事実婚・・・まだ少数派ではありますが
意見交換が進み本格的な議論・審議がそう遠くない未来すすんでいくのでしょう。

日本で暮らす多くの女性が結婚により男性の苗字(姓)に変わる・・・
確かに今もそんな世の中です。
また生涯結婚しない男女も統計からみても間違いなく増えているようです。

現代ではどこのおうちも昔のような子だくさんではありません。
当然一人っ子も珍しくありませんし、おうちの事情によっては
男性が女性の苗字を選択することも普通にあります。
また結婚時に二人そろって跡取りのない親族の苗字を継ぐこともあります。
人口減の日本ですから今後はますます事情の多様化は当然でしょう。

少し昔・・・「女性は結婚で苗字が変るからね!」と当たり前のように
女の子の名づけは男の子の名づけに比べ少々比重が低い印象がありました。
「女の子にしっかりした名前を付けると嫁にいけないよ!」
「生意気な子になるよ!」なんて先人に真顔で言われた時代がありました。
いま、こんなこと言ったら間違いなく睨み返されます。

男女ともに生涯苗字が変らない・・・苗字を変えない・・・
苗字を変えることでの社会的不便あるある!
仕事名とプライベート名を使い分ける人、というか・・そうせざるおえない人も。
不便の内容はそれぞれです。

人生を歩む道中、山あり谷あり何度か変わって最後は生まれた時の苗字で暮らす・・・
いろいろなあるあるが考えられる未来です。
何が幸せなのかは・・・本人が決める事。
自分の覚悟があればOKでしょう。

お子様の将来、苗字は絶対のモノではないかもしれません。
が!「姓と名」の「名=お名前」は間違いなく一生モノです。
名づけの最優先は「名の善し悪しとバランス」
画数だけではなく陰陽五行・言霊・音霊、文字の持つ意味の善し悪し、
文字の形でも名前となれば人物の印象が決まってきます。
漢字であれば、へん・つくりの持つ意味があります。
糸へんであらわす文字、言べんであらわす文字、金へんであらわす文字・・・
それぞれ部首グループの持つ漢字の意味があり・印象があります。

名は体を表す
【例】しょうた君のしょうの漢字⇒省・勝・章・翔・祥・・・
それぞれの文字の意味、文字の印象、どの漢字を選ぶのかで全く違いますね。

赤ちゃんのお名前を考える時、多くのお父さんお母さんが
にわかに姓名判断を気にされます。
気にされる部分の多くは画数の吉凶でしょう。

本を買ったり、ネットで調べたり・・・
そうなると結局多くの同じ名前の子が・・・
行く先々に・・・クラスに・・・出現!?
数年経ってシマッタ!!と思っている親御さんは確かにおられます。

画数で言うと姓名=フルネームの総画以上に
「名」の画数です。
その上で総画はじめその他のつながりの画数となります。

さらに陰陽五行バランスが出来ていることが重要です。
また兄弟姉妹間のお名前バランスも大切です。
できれば長子に向くお名前次子に向くお名前等々
いろいろとありますので画数だけに一喜一憂するのではなく
苗字との相性、親子間のお名前バランスが大切です。

 

🌻ウクライナに一日も早く平和が訪れますように

🌻赤ちゃんのお名前 その8

赤ちゃんのお名前を考えておられるお父さん・お母さんへ

どんな風に名前を決めたらいいの?
何か目安というか・・・考える時のアドバイスが欲しいのですが・・・
どんな時世であれ変わらぬご相談です。

赤ちゃんの名前であれこれ悩む前に次のことをやってみましょう。
1枚の大きめの紙をご用意ください。
現時点でのお名前家系図をご両親を中心に作る作業です。
ご親族の名前=全てフルネーム・旧姓付きで下記の順に書き入れます。
フルネームで書く理由は、お名前とは個人のアイデンティティの塊です。
社会(学校・職場・地域・・・)で名乗って、呼ばれて、認識される大切なモノです。

①まずは赤ちゃんのお父さん・お母さんの名前を書きましょう
②その下に赤ちゃん、まだ誕生前ですからブランクです
③すでに赤ちゃんのお兄ちゃん・お姉ちゃんがいらしたら赤ちゃんと同列に書きましょう
④赤ちゃんのお父さんの両親=祖父母、父親の名前の上に書きましょう
⑤赤ちゃんのお母さんの両親=祖父母、母親の名前の上に書きましょう

同様に縦系列、横系列、自分たちでわかるように以下の方々のお名前を書き込んでいきましょう。

⑥赤ちゃんのお父さんの兄弟姉妹、結婚していればその配偶者も=おじ・おば
⑦父方の兄弟姉妹の子供(赤ちゃんのおじ・おばの子供)=赤ちゃんのいとこ
⑧赤ちゃんのお母さんの兄弟姉妹、結婚していればその配偶者も=おじ・おば
⑨母方の兄弟姉妹の子供(赤ちゃんのおじ・おばの子供)=赤ちゃんのいとこ

⑩赤ちゃんの祖父母の両親=曾祖父・曾祖母(両家)
⑪赤ちゃんの祖父母の兄弟姉妹=赤ちゃんの両親のおじ・おば
(あなた方が子供の頃、お年玉もらった人々かな??)

⑫これらの方々以外の親戚でも親しければつながりをつけて書き出しましょう。

大体この範囲であれば姓名フルネームでわかるでしょう。
文字がわからなければこれを機会に正しい名前を親族の誰かに聞けばわかりますよね。
結婚時の案内・報告や親族の集まりで一応知っている範囲の人々だと思います。

これらの人々の名前を並べてみますと家々の個性?のようなものがあります。
家々のお名前法則?のような感じですかね。

どこの家族が・・・その子供たちが・・・どんな名前ですか?
一枚の紙に概ね10人ぐらい~2、30人前後のお名前が並んでいることでしょう。
これを眺めて、何か感じることはありませんか?
名簿と違い、つながりを系列化する家系図からご親族を眺めると新鮮ではないでしょうか。
日頃おつきあいがある人、疎遠な人、直接ではないが家族間で話題にあがる人、
エピソードあるあるの人・・・等々
名前と人物の一致感or不一致感、名前とご本人の持つ雰囲気はどうでしょう・・・
改めてお名前からくる印象はいかがですか?

家系の好み=親・祖父母の名前の一文字をもらって、読み方を変えて、文字を変えて、
【例】
曾祖父→夫・かつお、祖父→久・かつひさ、父親→勝行かつゆき、
曾祖父→夫・かつお、祖父→利・しょうり、父親→まさる
曾祖父→夫・かつお、祖父→加津久・かつひさ、父親→行・かつゆき、

親の好み=キラキラ好き、古風好き、難読好き、シンプル好き、大ファンのあやかり名前、

時代の好み=流行の名前、流行の読み方、流行の漢字、人気俳優の名前(文字)、
【例】お名前人気ランキング常連名 しょう、しゅん、はるか、あん・・・

文字の好み=ひらがな好き、糸へん好き・言べん好き等、難しい漢字好き、簡単な漢字好き、
【例】こだわり漢字=理科好きの「理」、音楽好きの「音」、イギリス好きの「英」、

文字数の好み=一文字名、三文字名、
【例】
兄→佳・けい、弟→秀・しゅう
兄→紘一朗・こういちろう、弟→真次郎・しんじろう

このオリジナルお名前家系図に生まれてくる赤ちゃんの名前が
近々書き加えられることになります。
もしかしたらご親戚のお名前エピソードなどわかるかもしれませんね。
人の名前は一生モノです。
人生100年時代、生涯をその名前で過ごします。
ご両親が夢を託し育てる日々がお名前探し!のここから始まるのです。

 

🌻ウクライナに一日も早く平和が訪れますように

赤ちゃんのお名前 その5

名は体を表す
故事・ことわざで よく使われる言葉です。
ここでの「体」とは本質・実体という意味です。
英語にもこれと似た言葉があり
Names and natures do often agree.(名前と性質とはしばしば一致する)
と訳されています。

名づけの重みを感じる言葉ですね。
どんな思いで名前を考えつけるのか・・・おとなが試されているのです。
文字の意味・イメージが与える印象も大切です。
名前は本人のモノですが・・・家族にも大いに関係します。
その子を育てる両親、影響を与えるであろう兄姉・両家の祖父母、取り巻く人々からもです。

光一、光一郎、光太朗と聞いてイメージはどうでしょう?
たぶん多くの方が思い浮かべるのは・・・長男かしらね。
それはなぜ?
「一」「一郎」「太朗」の文字からそう思ったのでしょう。
次郎、二朗、ちょっとひねって治郎・・・はやり次男を思い浮かべるのが普通でしょう。

ご本人は鉄板ネタのように挨拶します。
「〇次郎ですが私は長男です。」と自己紹介されたら・・・
受け手はどう感じるでしょうか?
もしかしたら?育たなかった・・・ご長男がいらしたのかしら??
いらぬ詮索をいだくかもしれません。
人の想像はどこまでも勝手なものです。
名前だけで色々なことを想像し考えます
本当は・・・父親もしくは祖父の名前の一文字「次」をもらっただけかもしれません。
が!それが要らぬ誤解の元になるのであれば避けるべきです。

父親・祖父は次男だったのかもしれません、それであれば順当です。
だったらなぜ長男に二番を意味する文字を付けますかね??
名前は一生モノ!
自分たちの中では当たり前に思っていたことも他者からすれば
不思議なことがしばしばあります。
自分たちのルールを誰かに聞いてもらうことも大切です。
冷静にプラスとマイナスを検討してみることも考えてくださいね。

世間のイメージに抗うことは決して子供にとってプラスに働くとは思えませんね。