血縁

🌻嫌な所が似る❓ ①

【父親の嫌な行動】
ワンマンな父親が好きではなかった息子

父親の愛情を感じずに育った息子
母親は常に主人の言動に敏感に反応する
その分、子供への当たりは厳しく常にピリピリした家庭に育った

「将来、自分はそうなるまい!」
「家庭的な父親になりたい!家族を大切に・・・」
子供心にそう思っていた
家庭の冷たさの中、自分なりの夢を持つことで踏ん張ってきた

とりわけ父親の起床からのルーティンをとても嫌っていた
目覚めると寝床に居ながら大声で母に命令する父
①朝刊を持ってこい
②洗顔用具、髭剃り用具を持ってこい
③朝食を持ってこい
④着る物を揃えて持ってこい
といった具合だそうだ

目覚める時間は決まっていない父
自分が目覚めたら家族に大声で知らせる?起こす!
自分時間に家族を付き合わせる!
晩年、大声が出なくなると物を叩いて存在を示した・・・
他界するまでこの習慣は続いた・・・

息子の代になり穏やかな家庭を築いて・・・幸せに暮らしている?
奥様が嘆く・・・
父の習慣を軽蔑していた主人(息子)が何時の頃からか?
聞いていた義父の悪癖をやり始めた
注意すると「父親とは違う!似ていない!!」
眼を三角にして否定すると・・・
朝から騒ぐと一日が楽しくないから・・・
妻が譲ると当たり前のようになってしまった

何がきっかけでそんなことになったの?
思い返すと?寒い冬の時期「朝刊を持ってきて・・・」が始まりだった
「温かいお茶持ってきて!」
「テレビ付けて・・・チャンネル変えて・・・音量変えて・・・」
リモコンを渡すと機嫌が悪くなる
妻が動いた事でアジをシメタようだ
とうとう朝食まで運ばせるようになったと
義父のような激高型ではないがグチグチ根に持ちふくれっ面でにらみつける
モノに当たり大きな音をワザと?たてる
妻は早朝から神経がピリピリし身体に変調をきたし不安感に襲われると

あんなに嫌っていた父親の姿を忘れたか?
それ以上に寝床で命令するカイカンに溺れたのだろう
このままでは【退職後】【引退後】【老後】が思いやられる
妻は今のうちにトコトン戦うか?
引退・定年前に離婚するか??勝負の方法を悩んでいる

似なくてもイイ事、マネしなくてイイ事、なぜか?繰り返す愚かさ
【血のなせる業】
【父と息子の因縁】
【生まれながらに持つ運命資質のなせる業】

妻が一番心配しているのは、自分の息子が同じ事を将来しないか・・・である
三代目=一人息子にまで悪癖が伝承?されら・・・と
母親として不安でいっぱいなのだ

祖父(義父)・主人・ひとり息子(孫)の命式表を作成し
問題点をあぶり出す事から始めましょう
悪しき可能性を潰す事ですね

🌻相性のなやみ ② 家族で・・・

親子・・・兄弟・・・姉妹・・・
血縁者だから仲がいいとは限りません。
馬が合わない親族ほど厄介なものはないでしょう。

ある母親が言いにくそうに話し始めました。

三姉妹の2番目が私です。
姉とも妹とも話が合わずいがみ合いの中、育ちました。
両親も私の話をあまり聞いてくれず寂しく思っていました。
で、家に居たくない一心で早くに結婚し実家を離れました。
二人の娘の母親となり自分が感じたような思いをさせない子育てを・・・
と思いここまでやってきましたが・・・
何かと長女とはうまくいきません
頼み事など些細な事は次女をつい探してしまうのです。
買い物も次女と出かけると楽しいのです。
将来、次女が結婚したら一緒に暮らせれば・・・と秘かに思っています。
にも拘らず次女が独り暮らしをしたいと言い出しました。
長女は全く出ていく気配すらありません。
逆だったら・・・と・・・・母親の寂しそうな顔。

ナカナカ正直というか・・・
それぞれの心がかみ合わない・・・
言うか?言わないか??

大なり小なり、折り合いをつけて過ごすのが家族でしょう。

これからのご家族の為に【家族の相性】【それぞれの今後】について
じっくりお話ししましょう。

母親が思うほど、次女が母親を必要としてない事も・・・
話の中に【父親=夫】が全く出てこない事も気になりますね・・・

【歴史は繰り返す】
繰り返されて良い歴史繰り返してはいけない歴史があります。
悪因縁は終わりにしないといけませんね。
悪しき考え方の卒業方法を一緒に考えましょう。

🌻期待が大きすぎる赤ちゃん

我が家にやって来た新しい命。
ご両親にとって夢が膨らみます。

何年も何年も、望んで・・・望んで・・・
待って・・・待って・・・というご家庭も少なくない現代です。
親になりたい!と望んで赤ちゃんがやってくることで親にならせてもらったこと!!
忘れないでくださいね。

赤ちゃんのお名前相談の際、時々きく共通した言葉があります。
「私たちの子供であって〇▽家の子供ではない」
「おじいちゃん、おばあちゃんの為に産むのではない」
「親の影響は排除したい、あれこれ言われたくない」
「私たちのやり方に口出ししないでほしい」

若いご両親からすればそうなのかもしれませんね。
自分たちの考える子育て!夢も理想も限りなくあるでしょう。

スポーツ選手に・・・
英才教育に心血を注ぎ一流大学へ・・・
歌手に、アイドルに・・・
自分たちが叶わなかった?夢を託す??思いもあるかもしれませんね。
祖父母の過度な期待を外し普通に・・・普通でいいんです。
とも言われますが!その普通?って何ですかね?
それぞれが思う普通は何が普通なのか??とても難しい問題です。

映画やドラマではありませんが、歴史は繰り返す・・・よくある話です。
トンビはトンビを産みます、なかなかトンビが鷹を産みません。
トンビが鷹を産んだ!は、稀に特異な人物が出るからこその言葉でしょう。

一般的にいう言葉として
この親にしてこの子あり、この子にしてこの親あり。
嫁をもらうときは親をみてもらえ。
親をみてから結婚を決めろ。
どれも親との関係をあらわし、どこかしら共通したものがあることを意味しています。
親があっての今であり、親になり赤ちゃんがやってきたのが現実です。

血筋を引くと同時に運筋も引くと考えなくてはいけません。
親との縁が深いか?浅いか?に関わらず、親がいなければ子はこの世に生まれ出ません。
直、ひと世代上=祖父母に似なくても、二世代・三世代上の気性・運勢の影響を
受けることも珍しくありません。
上の世代=ご先祖様を読み解くことで一族の癖・気質・可能性を予測し導くこともあります。

父親が!母親が!それぞれの家系を背負って融合されたのが赤ちゃんです。
必要以上に背負いプレッシャーを掛けることを良しとはしませんが
それそれの家系の資質が・・・運が・・・赤ちゃんに・・・です。
これを知ったうえで、自分たちの想う子育てを考える余裕が欲しいですね。