🌻赤ちゃんのお名前 その11

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

ひと昔前、ある30代ご夫婦にあった名づけのブラックな話です。

男性が赤ちゃんを授かる前から
「もし女の子だったらつけたい名前があるんだ」と言っていたそうです。
結構な頻度で言うものですから女性はそんなに気に入った名前があるなら
この人の為に女の子を産んであげたい・・・と思うようになっていったそうです。
ふたりに待望の赤ちゃんが!それも女の子とわかったそうです。
迷うことなく男性の望んでいた名前を赤ちゃんにつけました。

赤ちゃんのお祝い事が続きようやく落ち着いた頃、
男性の友人が遊びに来ました。
赤ちゃんの名前をきいた友人が驚いたように・・・
その場では特にそれ以上ことは起きなかったとのことです。
女性はその時の空気感がどうしても気になり男性の知り合いに
チャンスがある度、探りを入れたそうです。
しばらくしてとうとう驚いた理由がわかりました・・・

女の子に付けた名前が【元カノの名前】だったと・・・
なんと!無神経で自分勝手な!!
女性はショックで子供を連れて実家に帰りました。
が・・・自分の子供の名前が元カノの名前ですから
何処までも複雑な気持ちです。
何も知らない実家の両親は赤ちゃん連れの里帰りに喜んでいます。
名前を呼んであやしてくれる光景が・・・実家でも気持ちは更にふさぎます。
かわいいわが子の名前が・・・
理由がわかるとどうしても許せなく思うようになったそうです。
男性への気持ちは一気に冷め離婚も考えるようになっていきます。
さぁそこで問題は女の子の名前です。
もし離婚・・・となれば、母親が引き取る近代の流れですが
女性の心の傷が子供への愛情低下へと走らせます。
罪のないわが子を眺めては女性はだれかれに言える話ではないので
ウツウツがつのり体調もすぐれません。
子育てどころではなくなっています。

結局女性は里帰り以降、一度も家に戻らないまま代理人に任せて
男性に会うことなく離婚となりました。
無神経な男性に子供は渡さない!
これが女性が出した覚悟の結論です。
名前の真相は限られた人しか知らないシークレットとなりました。

この出来事は女性にとって今後、家族3人で歩む姿が想像できない・・・
新たな道を選ぶには十分な決断です。

それにしても大人のする名付けではない話です。

 

🌻ウクライナに一日も早く平和が訪れますように

「名づけ」について 運勢コンサルタント鑑定家 悠景サイト で詳しく見る

SNSでもご購読できます。