🌻時間とお金の使い方  エピソード2

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小さな会社の代表をしているA氏の体験した話です。

A氏は気さくで誰にでも好かれるタイプのおじさんです。
仕事先で知り合った転職駆け出し青年B君から突然の電話。
「Aさん、今近くに居るんですがお昼ごはん一緒に食べましょうよ!」
「いろいろ話聞いてもらいたいんです!折角なのでお昼ご飯食ながらどうですか?」
「近くにチェーン店レストランの〇▽がありましたよね。」
「僕、あそこでご飯食べたいんです。ぜひご一緒お願いしたいです!」
「どうせお昼は食べられますよね?だったら僕と話しながら・・・」
といった具合の一方的で押せ押せムードの内容だったそうです。

A氏はエラク馴れ馴れしいなぁ・・・と思いつつも
そこまで言うのなら話を聞くしかないか・・・
若者がおじさんに話したい話ってよほどの事かもな・・・と。
別件予定を午後に回しB君指定の店へ出向いたそうです。

お店は少々値段設定が高めです。
昼時ですが比較的落ち着いて食事が出来る雰囲気です。
B君はメニューを見るなり【特撰定食】を注文。
特にメニュー決めに際し、A氏を気にする様子はありません。
自分で食べたい好きな品を選んだようです。

A氏はこの短い間に色々頭の中で巡らせますが、
深読みし過ぎもいけないけど・・・
【本日の日替わり定食(明らかに安価な品)】を選択。

「ところで話はなんだ?」と切り出すと
B君は訪問先の会社の悪口から始まり職場上司の愚痴、友人とのイザコザ話・・・
どれも自分の事ばかりで、会話にもならない一方的な言い分を聞かされ続けたようです。
A氏に何を聞いてもらいたくて電話で呼び出した??

どうやら出向いたことは失敗だった・・・と悟り食事を済ませて立とうとしたら
B君!間髪入れず伝票をA氏に差し出した!?

A氏はこの行為で深読みが確信に・・・
「B君!ここは君持ちだよ。君が私に話を聞いてほしい!と呼びだしたのだから。」
「君は特撰定食を食べたよね。」
「私は君の懐を心配してこの店で一番安い定食を食べたんだよ。わからないのかい?」
「確かに私は君より年上だ!」
「しかし聞き苦しい君の愚痴話に付き合った上、何故君にご飯をおごらないといけないんだ?」
「特撰定食を頼むということは君は自分で払う覚悟で注文したはずだ?どうだ??」
「そこで気になったのは私に特撰定食を勧めなかった事と
わざわざ来ていただいたのだからここは僕に出させてください!と言わなかった事」
「もしその言葉があれば君のくだらない愚痴を聞きながらの食事でも
一つのハズレ経験として受け止め支払うかもしれないが・・・君の態度にそれはない!!」
「若くても君も男だろ。誘った側が払う!それが社会人だ!」
「払う気がないのに人を呼び出すのはありえない!」
「もう一度聞く!本当に自分で払うなら特撰定食頼んだか?」
「オゴリ大前提で選んだよね!?」
「ここで支払うほど私はお人よしではない!社会勉強の為にもB君のおごりだよ!」
「大切な時間を君に使って君の態度の間違いを教えて日替わり定食なら安い授業料だよ!!」
「御馳走さま!日替わり定食!!」
と言って席を立ったそうです。
それで話は終わったか・・・思いました・・・甘かった・・・
A氏の背中に向かってB君が
「ここは割り勘ということで手を打ってくれませんか・・・」
スゴイ!スゴスギル!!B君のメンタルの強さ?したたかさ??
只々あきれる。。。
まだ言うか・・・である。

後々、思い出してはイラつく話であることはたしかなようで。。。

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