遠方からの帰省でなくてもやはり実家へは何かしらお土産などの気遣いはしたほうがいいでしょうね。
いえ、是非しましょう!
特に独立して家庭を持っているのであれば・・・です。
親子で水くさい・・・という声もありますがその油断・甘えは、パートナーに向かいますよ。
「なんて気が利かない嫁だ・・・」
「厚かましい婿だ・・・」って具合です。
多くの場合、若者世代に比べ親世代は裕福だと思われがちです。
たしかにそうかもしれません。
裕福かどうかではなく身の丈に合った気遣いは別物です。
言葉で感謝するので十分だ!は、身内には通用するかもしれませんが
義理の関係には通用しません。
人間の感情が・・・その日の虫の居所が・・・タイミング次第でどのようにも変化します。
目の前に現物があることで、親の気持ちに感情のコントロールが効くのです。
他人宅への訪問に手ぶらはないでしょう。
それと同じ、マナーだと思えばいいのです。

「そんなのいいのに・・・」きっと多くの親は言うでしょう。
それを真に受けるのは大人ではありません。
特に日本人は謙遜が過ぎる民族です。
本音と建て前、二段構えの国民です。

のし袋・ポチ袋にお金を入れてもいいでしょう。
金額の大小よりその気持ちが大切なのです。
家族で行けばきっと普段より料理もたくさん作らないといけません。
出来たら少し見栄を張っていい品をそろえるかもしれません。
帰ったらドッと疲れが出るはず。
それでもうれしくて頑張ってしまうのが親世代です。
それは実家なりの気遣いです。
それに対して当たり前のように散在してありがとう!さようなら!では
後々湧き上がる感情が収まらないのが普通の人間。
そんな感情を起こさせない知恵を働かせるのも子供の責任です。
これは大切なパートナーを守る最大の愛情です。
お金で済めば結果、一番安い事です。