改名相談

🌻名前の与える印象

人に名前を覚えてもらう❣
自分を知ってもらうことは生きていくでは大切ですね
良い印象を与える名前は人生でお得感がついてまわるでしょう
呼びやすい名前もそうでしょう
親しみを込め苗字と名前を短縮した愛称などもこれに当たります
アイドルや俳優さんならば名前を覚えてもらうことがスタートです

一般人でも基本同じです
学校で・・・職場で・・・社会で・・・名前を覚えてもらい
名前を呼んでもらうことから人間関係が生れます
コミュニケーションの第一歩

出会いは挨拶から・・・
名前を名乗るときが・・・ファーストコンタクトが・・・
人の印象を左右します
「初めまして、山田です!山田太郎と申します」
しっかり苗字を名乗りましょう
そして・・・フルネームを名乗ると良いでしょう
もし難しい漢字であれば、漢字の解説を付け足すと良いかもしれませんね

【木村拓哉さん】が昔・・・「キムタク」と呼ばれることを
嫌った・・・と聞いた事があります
が!短縮名の愛称が付くこと事態、誰にでもある事ではありません
苗字と名前、どちらもが世間さまに認識されていることで成立する愛称です

誰でも短縮すればいいって事でもないでしょう
短縮しても成立する名前はそう多くはありませんからね
特別な人に・・・天分の備わった人に起こるラッキーな出来事なのです

1.人気者であること
2.親しみを感じてもらえること、愛されてもらっていること、
3.呼び名のゴロが良いこと
4.呼び名の音の響きが良いこと
5.誰もが呼びやすく覚えやすいこと

ご本人の素晴らしさは言うまでもありません
その上での特別な印象が更に冠として存在感を増すのです

少し遅咲きのおじさん俳優さんで【遠藤憲一さん】を
老いも若きもお仲間から親しみを込めて【エンケンさん】と呼ばれているようですね
【エンケン】【エンケンさん】と呼ばれることで役の幅が広がった方ではないでしょうかね

苗字ではなく下の名前を呼び捨てにした愛称とも言える呼ばれかたで有名な人もおられます
【松田優作さん】の下の名前【優作・ユウサク】皆が親しみと敬意を込めて呼ぶ名前ですね
彼は「松田さん」よりやっぱり【優作さん】ですよね

下の名前で超別格の呼び名として
【高倉健さん】の【健さん】も多くの方は「高倉さん」より【健さん】でしょう
【健さん】イコール「高倉健さん」だと誰もが思うでしょう

名前の良し悪しは【画数】だけではありません・・・
陰陽=奇数偶数のバランスも大切です
五行=木・火・土・金・水のバランスと文字同士のつながりと相性も大切です
音霊=音の持つ印象、音の余韻・・・響きも大切です
そして文字の持つ意味とエネルギーが重要です
そして更に・・・文字の形・造形が名乗る人の印象をカタチ作ります

名前はその方の全てを一瞬で表すものです
名前を大切にしてください
ご自分の名前を好きになってください、愛してくださいね

お子さまに名前を付ける時、大人は真剣に考えてつけてあげてくださいね

【別名】や【芸名】【職業ネーム】をお考えの方は
ご自分の性格や職業・仕事内容・方向性などを
明確に・・・冷静に・・・見つめてみましょう
なりたい自分の印象を加味した名前を生み出す事が大切ですね

【セカンドネーム】を持つこともご事情によりアリかもしれませんよ
なりたい自分に近づく事にもなるでしょう
その為にはご自分の運勢を知り足りないモノを補う名前が良しとされます
後天的に名乗る名前は特に注意が必要です
偏った運気を招く名前は避けねばなりませんから・・・
【ペンネーム】【ハンドルネーム】【ネットネーム】などもそれに当たりますね

🌻お名前相談 改名希望の理由 その3

結婚を決めた!決まった!!
お相手の家族と名前が同じだった!?
お付き合い始めた時から話には聞いていた女性。

「姉の名前がきみと同じケイコなんだ・・・漢字は違うんだけどね」
姉の漢字は【慶子・ケイコ】彼女の漢字は【恵子・ケイコ】

姉は弟がケイコさんと付き合ってるのを知ると何かと否定的で
「別れたらいいのに・・・」
「家族のことも考えなさいよ!」
「親だって困ってるでしょ!?」
弟は「ねーさんは嫁に行けば出ていくんだからそんなに問題ないよ」
「笑い話の範囲さぁ~」
姉の考えと弟の考え・・・というか・・・
女性の考え=女性脳と男性の考え=男性脳の違いかもしれない・・・
たしかに多くの女性の感覚では嫌だろうなぁ~~と思う。

呼ぶと二人のケイコさんが返事することになる・・・
不便というか・・・互いに様子眺め・・・厄介な感じも否めない。

漢字=文字の印象からしても【姉・慶子】の方が強そう・・・
姉・慶子さんはこの時点では独身、結婚予定は無し。
弟は「姉が嫁に行って実家から離れれば解決するさぁ~」と
いかにも姉と弟、兄弟関係も考え方に大いに影響している話です。
強い姉とノー天気な弟・・・の構図ですね。

【慶子】この漢字を第一子に命名=選んだ両親の感性から推察しても
嫁の【恵子】は不利だと思います。
文字の印象・・・好き嫌いも含め姉に!両親に!!勝てそうにない。

両親も姉も本気で結婚まで話が進むとは思っていなかったようでした。
この件を「気にしないでいいよ」で済ませる息子に!弟に!!
家族が堂々と宣戦布告?反対表明?!
「どうしても結婚したいなら【恵子】さんに名前変えてもらってね」と。

彼の家族の話を聞いて【恵子】さんは改めて真剣に悩み始めました。
彼が「僕たちが結婚するには出来れば【恵子】が譲ってくれると助かるんだけどね」
あぁ~やっぱりそう来たか・・です。
しばらくして「良いこと思いついた!」と恵子さんに言うのです。
「戸籍名はそのままで【恵子】の普段の呼び名を変えよう!」
「世の中には通名を名乗っている人もいるらしいよ」と自信満々顔です。
【恵子】さんの気持ちを彼はどこまで考えての提案でしょう。
【恵子】さんの両親・家族への配慮はどうなのでしょう。

彼の案を受け入れて結婚を進めるのか・・・
この家族のいる彼と結婚してもいいものなのか・・・
結局、嫁になる人間に譲れ!ってことなのね・・・
何処がいい案なのよ・・・
【恵子】さんの悩みは名前だけではないような・・・ですね。

🌻お名前相談 改名希望の理由 その1

改名希望の理由・・・
事情はいろいろ・・・

この話を笑いながらスルー出来る人はしあわせな人だと思います。

ひと昔前の話です。
芸術系お仕事をされている父親。
その男性にひかれて結婚した母親。
少々尖がった印象のご夫婦です。
そんな両親がつける子供の名前は・・・当然斬新系・・・?
カタカナの名前でした。
多くの人は初めて聞く名前に「お父さんは外国の人?」
「日本人には無い名前よねぇ~」と影でヒソヒソ。
幼稚園でも小学校でも新学期は必ず珍しがられ、
中には露骨に怪訝な態度をとる大人世代がいたものです。

小学高学年にもなりその子は中学受験を目指し猛勉強に励んでいました。
親の芸術系感性・才能は受け継がれなかったようで、
言っちゃぁなんですが、超まじめな努力家で勉学に勤しみ
進学塾でも優等生、将来が楽しみだ!と塾でも一目置かれていましたが・・・
塾の進路希望面談でご両親がはっきりと言われたそうです。
「大変申し上げにくいのですが〇〇君の名前では名門校受験は不利かもしれません」
「伝統校・進学校では突拍子もないことを嫌う傾向がありますので・・・」
「進学先を選ぶにあたり、学力以外にそれらを踏まえ校風が左右します」
「ユニークな名前を子供につける両親が敬遠されることをご理解ください」
「受け入れ可能な選択となりますと将来本人の希望が叶わないこともご承知ください」
と言った内容を告げられたそうです。
そして「本人が良い子で優秀なことを考えると名前が大変気になります」と。

今では名前も多様化し、よほどでない限りあまり驚かれなくなりましたが、
当時としては【ザ・昭和】真っ只中あるあるの話です。

元々彼には名前からくる色眼鏡・いじめめいたことも起きてはいました。
その体験もあり〇〇君は勉強の良くできる子が集まる学校を望むようになっていたのです。
彼は勉強のできる子の集団であれば今のようないじめから抜け出せる!と信じていたようです。
が!!塾からの非情なアドバイスは小学生には当然キツカッタ!?

定かではない話ですが、ありえない話とも思えない昭和です。
平成・令和と移れば笑い飛ばせる?かもしれませんが・・・
昭和では笑えない現実でした。

彼の希望は普通の名前になる事!
名前に振り回されず自由に楽しく勉強がしたい!!
なんとまぁ~小学生が求める話ではないですよね。

結局家族で話し合い、中学受験に間に合うよう正式に改名することに・・・
時代だったのかもしれませんが・・・意外とアッサリ改名が法的に認められました。

漢字二文字の固い?名前に・・・です。
本人もとても気にいった名前になり、勉強に邁進。。。

受験にも合格し学生生活おう歌の後、社会人となり結婚し父親となり
今では黒歴史を過去に置き去りにしたおじさんです。

名前を変える!小学生にとって大きな大きな変化です。
進学を機に住居も移転、心機一転の再スタート。
もう名前で揶揄されることもありません。
昔の名前を知る環境から抜け出すことに成功したのです。

それにしても両親・本人・その他家族が払った代償は決して小さなものではありません。

子供の名前・・・
その人の人格を表し、人生を左右します。
親の思い込みだけで尖がって突っ走った結果はなかなか厳しいものでしたね。