女性活躍

🌻女性の働く職場で ①

誰もが知るレベルの会社の話。

15年くらい年くらい前でしょうか・・・
A子さんは新卒で入社し営業で頑張っていました。
それから数年後結婚しそのまま仕事を続けていました。
その後、子供を授かり上司に【産休・育休の相談】
時代だったのか・・・男性職場だったせいなのか・・・
古い考えがまだまだ蔓延している企業だったように感じます。
きれいごとは言ってもらいましたが、結局退職の道を選びました。

数年後、子供を預けて働こうと元職場へ【きれいごとの言葉】を信じて?
再雇用を願い出たA子さん。
会社の対応は子育てに配慮?し【パート扱いで事務職】
A子さんはこの条件で働き始めます。
元営業ですから新人社員のフォローもバッチリです。
気が付けば【営業補助】的な仕事もするようになって・・・
会社にすれば助かる存在です。

そこでA子さんは正社員へ復帰・再雇用の希望を願いましたが
「お子さんの為にも!無理せず今の事務職で!!」と・・・
「期待しています!けど、お子さんの為に無理し過ぎないよう働いてくれたらイイですよ。」
何かと【お子さんの為に・・・】と決まり文句です。
親切なのか?何なのか??複雑???・・・です。

男性社員はA子さんを頼りにし歓迎してくれていますが!A子さんの立場はパートさんです。
それでも遣り甲斐があり、頼りにされ、悪い気分ではなった・・・そうです。

それから数年後、一人目が小学生になった頃二人目を授かりました。
前回の経験を活かして体調が許す限り働くつもりで報告したとたん!?
またまた・・・結局パートを退職する事になりました。
コロナ自粛と時期もかさなり結果オーライだったのかもしれません。

コロナ自粛も明けた今、A子さんはどうするのかなぁ~~

女性が少ない会社では理解しない!理解できない男性が大手を振って闊歩している。
そんな現実が今も続く会社・・・
まだまだ珍しくない残念です。

とは言え女性同士でも考え方もそれぞれです。
経済的にも、年齢的にも、立場的にも、多くの意見があると思います。
恵まれた理解ある環境の職場はまだ少数派なのかもしれません・・・

しかし・・・女性を便利遣いする企業の未来はどうなんだろうね・・・
【男女平等】【女性活躍】
社会の理解がすすむのに・・・時間がかかりそう・・・

3月8日 国際女性DAY ミモザの日

ウクライナから多くの女性が子供を抱え、手をつなぎ避難する
様子が報道されている中での国際女性デー。

厳しい報道の中、ポーランドの駅舎避難待機場の様子が
紹介されていた。
表情は固く、本当につらい環境下の今。
避難者多くの赤ちゃん連れ母子の為に、ドアのついた授乳室・
おむつ替え室が既に用意されているとのこと。
子供連れの移動は事情はどうであれ母親にとって
大変気を遣う行動です。
戦時下ではすべての人々の心に余裕等あるはずもないであろう。
この環境下で女性のボランティア参加者がとても多いそうだ。
女性の経験が活かされ、現場ではきっと人々の細やかな手助けが
不安な心によりそうやさしさが本当にありがたく頼もしく思う。

ペットの猫を抱えて避難してきたおばあさん。
この方にとって猫ちゃんは大切な家族・・・
女子高生のインタビュー紹介で「学校の先生からボランティアに行くならOK」って
言ってもらったそうだ。

若い女性の判断と行動力。そしてこれを応援し理解する多くの人々の判断が
ボランティアを支えている。
ウクライナの人々に寄り添う世界中のボランティアの皆様に心より敬意を表します。

あらゆる場面で感じる日本の慎重すぎる判断と妙な平等・・・
決して平等など無いことは日本人もわかっているはずなのに・・・
ワクチン接種だって、打てるところから前倒しで打ち始めていたら今とはもっと違っていたのでは?
できることから始める!思いついたら何かを始めてみる!とにかく何かを始めよう!
レッツ・ビギン!!

多くの働く女性は環境と事情の板挟み。
一昔前に比べれば、表向き理解を示しているような発言もようやく聞こえるようになり始めたとはいえ
まだまだ女性は理不尽の中・・・
「ゴミ出しは家事じゃない!ゴミ出したくらいで家事参加なんて言わないで!!」
女性が活躍する社会、絵に描いた餅ではいけない。

ポーランドのボランティア市民をニュースで見て、随分と違いを感じる・・・

PS
ハッピーイエロー・ハッピーウーマン
ミモザの花言葉【思いやり・友情・・・】