親孝行

🌻親の老後 高齢者世帯

【親の老い】
息子、娘にとって直視しにくい
特に離れて暮らす息子、娘にとって親の現状はつかみ難い
たまの帰省では互いに見栄を張り?元気に見せたがる?
お財布事情も手探り・・・
たまに合う孫たちにお小遣い・お年玉やプレゼント・・・
普段買わないような食材を用意し散財する姿を見て・・・
全ては日本人気質なのかもしれない・・・
「きっと持っているに違いない!」と決め込んでいる息子や娘も多い
家族の欲目もあるだろう
自分の生活事情もあるだろう
自分たち家族の懐事情もあるだろう
何よりご本人の「子どもに心配させまい・・・」の親心もあるだろう
互いが元気なうちに希望を伝えておければ良いのだが・・・
ナカナカそこに至る家族はマダマダ少数派 
もし…親の希望を知っていたら?
少しでも希望に近い選択の手助けが出来るかもしれない
もしかしたら…現実味の無い希望を持つ家族に少しづつでも
修正提案を持ち掛けることが出来るかもしれない
親子とは実に厄介な関係である❣    血縁者間のトラブルはナイショですが!本当に本当に多いのです
【実家問題】【相続問題】【介護問題】【ひとり高齢者問題】・・・
老いは幾つもの事情が絡んだ複合問題に発展します
皆が自分の善で!都合で!考える少々シビアで残酷な問題です
義理の家族をも巻き込んだ問題も起こるかもしれません
もれなく関係者全ての人生に影響する問題です 

親族間トラブルの上位はこの手の話です
たとえ親子でも相性があります
運気リズムの合う!合わない!!も大きく影響します
相性の悪い家族は少し距離を置いた生活が賢明でしょう

互いに切り出しにくい話だけに・・・時だけが過ぎていく・・・
間違いなく親も子も平等に歳を取る【人生100年時代】
あってはならないが…長生き時代到来では親より先に逝く息子や娘も…

少なくとも!息子・娘の責任として親より長生きしなければなりません
年齢に関係なく「親を見送って…はじめて人間として一人前!」
昔の人は言ったものです

親の生活環境を確認していますか?
もしもの災害に耐えうる環境を考えてあげる事は子供の役目です
高齢世帯では災害対策も遅れがち、
今さら…もういいんだ…と諦めがち
自分たちには起こらないだろう…と安易な思いが?いやそう思いたい!?
正月早々能登大地震が起き、心の中では対策不備を後悔しておられる方も
きっとおられる事でしょう 
日本中どこでいつ災害に見舞われるやもしれません
起きるかどうかわからない心配に意味が無いと想う方もまだまだおられるかもしれません
しかし皆平等に老いはやってきますこれを機に【親の環境】【親の安全】【親の老い】
そして!【親の望み】【親の希望】を考えてみませんか・・・
【親の本音】をじっくり聞いてあげる・・・聞き出してあげる・・・
優しさと時間を作りませんか・・・
内容が叶えられることばかりではないでしょう
自分の事情を親に理解してもらう事も必要でしょう
【親と話す】【親との対話】
そんな時間こそが親孝行の第一歩ではないでしょうかね    

🌻長生きを考える その7

【母親の秘かな期待】
息子二人と家族4人
長男は元々両親と価値観に距離があり早くに独立、結婚・・・
次男は長男とは対照的な気性でパワフルな母親に常に押され気味
従順・・・と言うよりこれがトラブル回避のコツと心得ているようだ

母親が50代の時、ご主人突然の他界・・・
次男との二人暮らしを経て彼も結婚を機に独立
母親は同居を望んだが「今は二人の生活を楽しみたい・・・」と
幸い?次男嫁は姉妹の次女で地方出身者
母親の期待=自分の願望が先走る

次男夫婦は共に働きマイホーム購入を夢見ている
そこには当然母の部屋が用意される!と友人に吹聴し
うらやましがられてはご満悦
「孫の面倒いつでもOKよ」
「早く孫の顔が見たいわ」
「そろそろ仕事もやめたいしね」
次男夫婦はこの言葉をどう受け止めていたのだろう・・・

時が少し経ち、次男嫁の父親が病気になり
【介護】【親孝行】【母と姉の手助け】を望み
次男夫婦は退職し、嫁の故郷へ転居していった

まっとうな理由に反対も空しく・・・
残された母親の落胆は想像を絶する落ち込みよう
幾ら願っても叶わない事も珍しくないのが人生

元々【次男の運気は生まれ育った家族との縁が薄い
母親は【男=夫・息子を剋す運勢の持ち主
同居の人生は息子を鑑定しても母を鑑定しても無い話である
共に暮らすと波乱含み・・・・
アクシデントが舞い込む・・・
共倒れの生活はお勧めできない

ご主人の短命・・・長男の早い独立・・・
そして次男の嫁の故郷への転居・・・
母親の持ち合わせた運勢なのでしょう

日頃から口うるさくキツイ口調の女性
面倒見も悪くは無いがやはり口は災いの元
次男夫婦との夢見る生活を世間に言いふらしていただけに
周囲には陰口をたたく者も少なくない
身から出たサビ・・・仕方がない
明るくやり過ごそう

まだ老いるには早い年齢
これからの自分自身の人生をゆっくり考えればよいのです

親子でも!家族でも!!【縁の有る無し】はあるのです
【親子の相性】【跡取り運・跡継ぎ運】【孝行運】
無いモノねだりはいけません
運に逆らってもロクなことはありません
自分の運にあった生き方を楽しめばいいのです
ひとりの人生も考え方次第で充実させることも可能ですよ