継承時期

🌻家業から会社設立へ

10年以上の会社勤めを経て親の家業を継ぐことになった息子さん
父親の下で働き始めて10年以上経つという
その間に何度か会社組織へ・・・と持ち掛けたが
両親は興味を示さずそのままになっていた
今では息子さんとスタッフが仕事をこなしているという

早い話・・・【代がわり・世代交代】
両親の健康と体力も限界・・・と感じている
母親は元々専業主婦で直接仕事には関わっていない

本気でこの仕事でやっていく!決意も込めて
代がわりをきっかけに会社設立を願う息子さん
代表は息子さん、正直遅すぎる決断・・・

そこで両親と嫁いだ妹たちから待った!がかかる!!
老いた両親が社長・副社長、妹たちも役員になる!と言い出したのだ
「お兄ちゃん夫婦に自由にさせない」
「私たちにも権利がある」
「うちの旦那や子供にとっても大切な権利は手放せない」

んんん~~考え込む話だ
息子さんが戻ったばかりの頃であれば・・・
この話の流れでもアリだったのかもしれないが・・・

働きは息子さんと彼が雇ったスタッフでまわしている今
両親には毎月給料を親孝行と思って渡し続けている
これは今後も変わらず続けるつもりでいるが
まさか?高齢の両親が社長を望むとは・・・
妹たちが役員報酬を望むとは・・・

実家の為に・・・覚悟の転職・Uターンを選んだ一家に降り注ぐ難問
優しい?お兄ちゃんは一族の和(輪)と仕事発展のハザマで心が揺れ動いている

それでも一歩踏み出さないと始まらない・・・だろう
彼は息子として生きるのか?
経営者として生きるのか?
人生の岐路に立っている
50代!働き盛り十分な年齢・・・彼の選ぶ覚悟を待つしかない

やり方は色々あるが【心の問題】【考え方の問題】
チャンレンジする環境は自ら求めるしかない

家族問題とビジネス問題が入り混じる・・・
先送りも過ぎると我が子!甥っ子!姪っ子!と関係者が増える
次世代の人生観にも影響する・・・
泥沼ドラマでは誰も幸せになりません

🌻ビジネスに活かす鑑定 その5

経営者の皆さん「あなたは何歳まで働きますか・・・」

近年の日本では65歳が一つの目安とされています。
雇われ人生であれば雇用側ルールに乗っ取ってのレールが引かれていることでしょう。

スタッフへのサジ加減は経営者次第ですが、自分の事となるとどうでしょう?
知力・体力・健康力・懐事情・経営状態・・・
何でも自分でやりたい!と多くの経営者はパワフルに考えがちです。

往々にして経営者さんは責任感が強く、そう簡単に引けない事情を抱えておられます。
が!やはり自分なりの【人生ルール・人生計画】を持つべきでしょう。

社会的責任を背負う立場なのですからね。
体調が悪くなって慌てるのではなく・・・
イケてる時にこそ・・・調子に乗り過ぎることなく・・・
何も起こっていない時から考える事をお勧めしています。

鑑定にお越しになる方の半分はそれなりの問題が起きてから・・・です。
日々の経営に鑑定を活かすこと事が【ビジネス鑑定】
直近・・・3か月後・・・半年後・・・1年後・・・その先を・・・
ゆとりをもって考える事が出来ます。
時勢に併せて軌道修正もしやすいでしょう。
時には計画の【先送り・前倒し】も可能でしょう。
付け焼刃のやったもん勝ち!は歪が生じ後々無理が祟るものです。

転ばぬ先の杖・・・それが【ビジネス鑑定】です。

🌻事業継承の難しさ その2🌻

ご親族に継承を考えておられる経営者様へ

出来る事なら自分がした苦労はさせたくない・・・してほしくない・・・
そうお思いのかたも多いことでしょう。

人には持って生まれた運勢があります。
ご自分の経験を鑑みての判断では片手落ちです。
それぞれ持ち合わせた運勢も必ず確認しましょう。
当然ですがご親族ですから、似た部分も大いにあるでしょう。
それが血筋なのかもしれません。
大きな意味で一族の命運なのかもしれません。

そんな中でも、個々の個性と運勢・タイミングが一族の命運を上回るやもしれませんよ。
特にタイミングは大切です。
時期を狙うことは成功への近道です。

リーダになれるタイミング。
人々に支えてもらえるタイミング。
色々なタイミングがあります。
その方の個性にあったタイミングとマッチングできればスタートに期待できますね。

どんな素敵な唄でも、歌手でも、タイミングは大切。
「なぜ今頃になって?火が付いたの??」
多くの人に好かれるためには人気運も大切です。
人々に愛されるタイミングで大いに前に出てほしいものですね。