童話のストーリー・解釈とは少し違うのですが・・・
大昔・・・子供の頃、母から教わった私が大好きな話です。
折にふれ思い出しては・・・現状と比べては・・・
あれこれ当てはめては・・・考えさせられる話です。
街の市場で『金の卵を産むとても珍しいガチョウだよぉ~~』
『俺は飼えなくなったので大切に飼ってくれる人に売りたいんだぁ~』
通りががった男が早速値切り始めたが売主はビタ一文まけません。
男は、金の卵を産む!の魅力には勝てません・・・売主のイイ値で買いました。
売主がガチョウを手渡すとき『ガチョウの飼い方だけど・・・』と
アドバイス始めるのも聞かず、ガチョウを引っ手繰るように握りしめました。
もうアタマは、金の卵‼ 金の卵‼‼ でいっぱいです。
ワクワク家に持ち帰りましたが、来る日も来る日もガチョウは普通の卵しか産みません・・・
そのうち数日に1つしか産まなくなりました・・・
男は市場中!探し回り、売主を見つけ出します。
『お前から買ったガチョウ、金の卵産まないじゃないか❕』
『普通の卵も時々しか産まない❕❕』とすごい剣幕で怒ります。
売主は男に尋ねます。
『お前はどんな飼い方してるんだ❓』
『エサはちゃんとやってるんだろうな❓』
『可愛がってやってるんだろうな❓』
男は少々口ごもり・・・返事に困った挙句こう言い返しました。
『庭に草は生え放題、ガチョウは自由に食べれるよ❕』
売主は間髪入れず『そりゃぁ~~駄目だ‼』
『金の卵を産むためには毎日金のエサをあげないとな!』
『毎日金の卵産んでくれてありがとう!って手入れしてやらないとな‼』
『普通のエサなら普通の卵さ!!』
『金のエサをやっても普通のガチョウは金の卵産まないんだぜ!?』
『このガチョウは普通じゃないから金のエサやったら金の卵産むんだぜ!すごいだろぉ~~』
『なんだ?あんた元手もかけず、庭にほったらかしで金の卵産めってかぁ~~』
『欲張りで厚かましい奴だなぁ~~』
『金の卵産むガチョウ飼う資格無いよ!?』と。。。
『第一さぁ~、あんた俺に金渡して奪い取るようにガチョウ連れてったよな!』
『俺のアドバイス聞きもしないでな!』
『折角金の卵を産むガチョウに出会っても欲に目がくらんで人の話聞く気なかったじゃないか・・・』
『今更、あんたがガチョウに金のエサやったとしても、絶対金の卵産んでくれないよ!』
『ガチョウの気持ちがわからないあんたには無理だね』
この話のどこに?何を?感じますか??