節句

🌻9月9日 重陽の節句

五大節句の一つ・・・菊祭り【秋の節句】
陽数=奇数の最大数【9】「9月9日」9並びの日です

1月7日【七草の節句】
3月3日【桃の節句】
5月5日【端午の節句】
7月7日【七夕の節句】
五節句は「無病息災を願い、邪気を払うための日
または「五節供」お供え物を意味する【供】の文字を充てる場合もあります

本来は旧暦行事なので【令和5年】本年の場合、来月「10月23日」にあたります

その頃になれば気候も落ち着き【菊を愛でる】気分にもなると思います

菊人形展など秋の風物詩イベントが菊の節句とコラボされていた事を
懐かしく思いだしますね

江戸時代には菊の品評会が人々の間で盛んだったようです
菊は品種も多く改良も進み、端正に育てた菊の鉢が並んだことでしょう
凝り性の日本人らしい楽しい行事ですね

悠景オリジナル作品
菊見立ての【重陽の節句花飾り】
繊細な2種類の枝炭、パワーストーン、ウサギちゃんのコラボレーション

パワーストーン2種
形状の異なる複数を組み合わせました
【使用石】
ラベンダーアメジスト・水晶

ウサギちゃん【首輪使用石】

アメジスト・クラック水晶・水晶・
ブルーレース・タイガーアイ
総数=23玉・大吉数

 

🌻季節を取り入れる③ 七夕

7月7日 七夕祭り 笹竹の節句 夏の節句 五節句の一つ

新暦では梅雨時期にあたるので
満天の星空祭りとはいきにくい・・・
旧暦では今年2023年は1ヶ月ほど先で
お盆明け【8月22日】
この頃だと安定した星空が期待できそうですね
夏休み終盤のイベントを七夕まつりで楽しみませんか・・・
夕涼み・・・星巡り・・・無病息災の願いを込めて・・・

日本では短冊に和歌や思い思いの願い事を書いて
笹に吊るすことで有名ですね
幼い頃、折り紙や千代紙・和紙でお飾りを作った記憶が
ある方も多いのでは・・・

これらの笹飾り・七夕飾りにはそれぞれ意味があります

【折り鶴】家族の健康・長寿を願う
【投網・とあみ】豊漁・豊作を願う
【紙の着物】人型を表し、衣は身代わりとして病災害除け
そして・・・手芸・裁縫上達を願う
【屑籠・くずかご】飾りを作る際に出た紙屑(一般的にはゴミ?)を入れます
モノを粗末にしない・・・お片付けを学ぶ心・清潔な心を養う
【巾着】無駄遣いを慎む心がけを・・・お金持ち・お金に困らない願いを込めて
【吹き流し】機織り糸を模して紙で作ります、機織り・裁縫・技芸上達を願う

 

 

 

 

 

 

 

 

【輪飾り】ご縁をつなぐ、仲良く・・・
【提灯・ちょうちん】心を明るく照らす・夕刻~夜の行事なので明かりは必需品・・・
【菱飾り】お星さま・星が連なる天の川を表す
【短冊・五色の短冊】陰陽五行を表し「赤・青・黄・白・黒」の5色が一般的
文字・学問の上達・・・日頃の願いを心を込めて書きましょう

旧暦の七夕をご家族・お仲間でワイワイ準備をするのもイイですね
★★★星空を愛でながら旧交を温める機会にいかがですかね★★★

🌻子供の節句飾り

子供(孫)が生まれ初めての節句。
誰が買うの?ひな人形・・・かぶと飾り・・・
両家の祖父母が思案顔。

まぁ節句飾りだけではありません。
出産準備から始まり子供にかかるこれからの行事に付きまとう話です。
誕生日、七五三、クリスマス、お年玉、入園・入学、進学・・・
これからたくさんの節目が季節ごとに繰り返しやってきます。
一度限りのこともありますが、子供がらみの行事の多くは毎年繰り返しやってきます。
もしかしたら新生児のお宮参りから既に始まっている話かもしれません。

地域により風習・慣習も違います。
同一地域出身者同士でも経済状態や個々の考え方もあり、今では正解はありませんね。
また、祖父母が買う!と決めつけるのも無い話になりつつあります。
子供の両親が買うご家庭も珍しくありません。
またスペースや手間がかかることは省くという合理的な判断から
買わない!選択もあることでしょう。

あえて言うならば、必ずしも初節句に拘らなくても・・・と思います。
赤ちゃんを迎える準備から始まり何かと物入りづくしです。
目に見えない出費も多いことでしょう。
金銭的だけでなく新しい家族を迎えた日々の生活で
物選びに時間が取れない事も大いに考えられます。
日々の生活の中に行事を取り入れる事は情緒的でとても良いことですが、
生活の負担になるのであれば無理することはありません。
行事は楽しんでこそ!です。
お祭り、花火大会、旅行・・・楽しみ度・重要度は家族ごとに違うでしょう。
祖父母世代が当たり前のことも、次世代家族にはしっくりこないこともあるでしょう。

ただね、日本には脈々と受け継がれてきた伝統行事は節句に限らず多々あります。
地域特有の行事も・・・そこに生まれ育つ人々の心です。
自分たち家族が何を大切にするのか・・・
どんな生活の中で子供と歩んでいくのか・・・
慌てることはありません。
ゆっくり時間をかけて考えていくのも幸せな生き方です。

新米のおじいちゃん・おばあちゃんへ
今の現役世代はとても過酷な世情の中で日々過ごしています。
少し前であれば「こうあらねば!こうあるべき!!」と言ってきたことも
上の世代から鶴の一声で決め打ちされてきたこともありましたね。
いい意味での多様化、社会意識改革進化中の過渡期では
考えにバラツキが多いことは否めません。
ガッカリすることもあるでしょう・・・
納得いかないこともあるでしょう・・・
それでいいのです。
いつの世も若者が時代を作り出すのです。
新しいことがしばらくすれば当たり前の普通になるのです。
ご自分たちもそうしてきたように・・・繰り返されているのです。

家庭電話にFAX機能が付き、コードレスになり、ポケベルを持ち歩き、
一部の方々がショルダーフォンを肩に担ぎ最先端を気取り、
続いて一般人がPHSや折りたたみ携帯電話・・・
そして今やスマホひとつで多くの事が出来るようになりました。
この間、たかだか30年強で・・・
それに伴い道具の進化ほど私たちは成長したのでしょうか?
新旧取り混ぜこれからもより面白い生活を楽しむ為の
アドバイスが出来るのは時代の変化期をガンガン働いてきたあなた方世代の役目です。

 

🌻ウクライナに一日も早く平和が訪れますように

桃の節句・ひなまつり

五節句の一つ、三月三日・ひな祭り。
新暦では今日ですが旧暦だと今年は4月7日になります。

京(関西)飾り?では、おびなさま(お殿様)は向って右手に。

現在、全国的にはおびなさまが向かって
左手に飾られているようです。

天皇さまが東京に移られ西洋式・国際儀礼にならい「右が上位」が今に至っているとのこと。

日本では古来より「左が上位・向かって右が上座」となっております。
私が昔聞いた話では「お姫様を守るためよ」って??
お殿様は太刀をご自分の左に差しておられます。右利きであれば自然の動作です。
お殿様がお姫様の左に座ると曲者が現れた時、
太刀を抜くのにお姫様を怖がらせるでしょう・・・って。
まぁ、残無い事を言ってしまうのと実際に曲者が現れた時は家来が先に
太刀を抜くとは思うのですがね・・・。

それでもお殿様はお姫様を守るためにお姫様の右にお座りになっている!という話が素敵だと思うのです。