えべっさんの時期、ゴロ合わせのお賽銭が話題になります。
「イイフク・1129」「フクコイ・2951」「フクヨコイ・29451」フクヨコイは流石にお賽銭としては
高額なので勇気が要りますがね。
御商売人はゲンをかつぐ方も多くこの時期何かと耳にする機会があります。
「重ね重ねご縁がありますように・5円玉2枚」は、
ちゃんと2枚用意しておけばいい意味だと思います。

10円玉は「とお(十)のく」から使わないという方もおられるとか、
500円玉は「これ以上大きな硬貨=効果はない」から使わないという方もおられるようで。
500円玉が出来てからの話なので良く考えたなぁ~とも思うのですよね。

まあ確かにせっかくなら縁起かつぎも自分に合った範囲で楽しめばいいのでは・・・と思うのです。
数年前に話ですが、ある神社で参拝を済ませたそのタイミングで面白い事?がありました。

今から参拝しようとする青年(30歳前くらいの社会人)に「500円を両替できませんか?」と声かけられました。

一瞬キョトン?両替??お賽銭の両替って・・・とは思いましたが
小銭入れとバックの中から集めて100円玉、10円玉混ぜて何とか両替しました。
今考えたらなんでしたんだろう私?と思うのですがね。
その青年は10円1枚を賽銭箱に入れてやたら?長く??お願い事をしていました。

沢山?熱心??にお願い事があるんだなぁ~と、
何を願ったのはわかりません。

身なりはおしゃれさんでブランド財布から500円両替を頼み、
10円で長くお願いをする青年にバランスの悪さを感じました。
お賽銭の金額で神様は差別されるとは思いません・・・
ただ神様の前で両替してしまった私がすべてマヌケだったような気がしてしまいました。

手元に残った500円玉を財布にしまう気にはなれず改めて
「「お行儀が悪い事をしたような気がします。本当にごめんなさい。
失礼いたしました。」」と心の中でご挨拶して500円玉をお賽銭箱に。。。
横にいた青年はわたしが500円玉を入れたのを見て「えええっ~~」と声出したのです。

もう私はにっこり笑って去るのみです。